ベトナム知財庁の検索サイトが新装開店します

JETROバンコクへの報告書作成に追われて紹介が遅くなりました。

ベトナム知財庁(IP Viet Nam)から新しい検索サイトへの切り替えが発表されました。新しい検索サイトはWIPO IPASエンジンをベースとして、ベトナム用にローカライズしたものです。2019年11月20日からβ版の運用が開始され、いよいよ2020年3月から正式運用を予定しているようです。

知財庁トップページの画面上部に表示される英国国旗アイコンをクリックして英語表示に切り替えると、ページ中ほどに図のようなボタンが用意されています。

赤枠で囲った部分をクリックすると、WIPO IPAS版サイトの紹介ページが開きます。この紹介ページの下の部分をクリックすることで、特許・実案検索サイトに移動します。

ASEAN PATENTSCOPEと同様の検索サイトです。画面左側のフレームには検索に使用できるフィールドが列記されています。お好きなフィールドを検索画面に追加してください。なお下記のURLをアクセスすると、直接このサイトの英語画面に入ることができます。http://wipopublish.noip.gov.vn/wopublish-search/public/patents?3&lang=en&query=:

ASEAN諸国では、このWIPO IPAS版のサイトが「主流」になりつつあります。

ブルネイ
フィリピン
ラオス

も同じベースエンジンを使用した検索サイトです。

WIPO IPAS版エンジンは、どこの国の特許情報であっても収録・検索できる機能をサポートしているため、非常に多くの検索フィールドが用意されています。このため国によっては全く情報が入っていないフィールドも散見されます。ベトナムサイトでは、どのフィールドに情報が収録されているか等々、まだほとんどわかっていません。

ただ操作方法は各国共通のようですので、使い方がわからない方は「フィリピン知的財産庁が提供する産業財産権データベースの調査」報告書を参考にしてください。同様に使えると思います。アジア特許情報研究会では、新しいベトナム検索サイトも詳細に調査して、いずれ何らかの報告書を発表する予定です。

アジア特許情報研究会 中西 昌弘